エジプト代表は2026年FIFAワールドカップのアフリカ予選を無敗で通過し、2大会ぶり通算4回目の本大会への出場権を獲得しました。最高成績は1934年大会におけるベスト16(当時は初戦が決勝トーナメント1回戦)です。
エジプト代表の基本情報
- FIFAランキング: 29位(2026年4月時点)
- 出場回数: 2大会ぶり4回目
- 初出場大会: 1934年イタリア大会
- 過去最高成績: ベスト16(1934年)
- 監督: ホッサム・ハッサン
エジプト代表の特徴
エジプト代表は4-3-3や4-2-3-1を基本システムとしています。チーム編成は、イングランド・プレミアリーグやドイツ・ブンデスリーガなどの欧州でプレーする攻撃陣と、国内リーグの強豪クラブ(アル・アハリやザマレクなど)に所属する選手主体の守備陣を融合させた構成です。
守備時にはコンパクトなブロックを形成し、ボール奪取後はモハメド・サラーやオマル・マルムシュらのスピードを活かした素早い縦パスやサイド攻撃を展開。少ない手数でゴールを狙うカウンターアタックが大きな武器です。
エジプト代表の注目選手
Embed from Getty Images(モハメド・サラー)
エジプト代表の攻撃は、欧州トップレベルでプレーする前線のタレントを中心に組み立てられています。
モハメド・サラー(リヴァプール/FW)
右サイドからのカットインシュート、および相手ディフェンダーを上回るスプリント速度での裏への抜け出しが特徴のエジプトの絶対的エースです。プレミアリーグでは通算4回の得点王に輝き、高い得点能力を発揮し続けています。
エジプト代表ではキャプテンを務め、右ウィングからの得点源としての役割に加え、マークを引きつけることで周囲のスペースを作る役割を担います。
オマール・マルムシュ(マンチェスター・シティ/FW)
前線での機動力と、ドリブルによる局面打開、精度に優れたセットプレーのキックが特徴です。エジプト代表ではサラーの対角となる左ウィング、または2トップの一角に配置され、相手ディフェンスのマークがサラーに集中した際に、逆サイドからペナルティーエリアへ侵入し、得点に絡む動きが期待されています。
エジプト代表のグループリーグ対戦スケジュール
エジプト代表はグループGに入りました。グループリーグではベルギー、ニュージーランド、イランと対戦します。
| 試合日(日本時間) | 対戦相手 | 会場 |
| 6月16日(火) 04:00 | ベルギー | ルーメン・フィールド(シアトル) |
| 6月22日(月) 10:00 | ニュージーランド | BCプレイス(バンクーバー) |
| 6月27日(土) 12:00 | イラン | ルーメン・フィールド(シアトル) |
グループリーグ突破の可能性と大会展望
エジプト代表が属するグループGは、ポット1のベルギー、アジア予選を無敗で突破したイラン、オセアニア王者のニュージーランドで構成されています。直近の2018年大会ではグループステージ3戦全敗で敗退している事実から、客観的な立ち位置としてはポット1のベルギーを追う形で、イランやニュージーランドと決勝トーナメント進出を争う立場になります。
グループリーグ突破におけるポイントは、サラーとマルムシュの2名によるカウンターの決定率、および欧州の高いインテンシティに対応する守備組織の構築にあります。初戦のベルギー戦での失点数を抑え、第2戦のニュージーランド戦で勝ち点3を獲得できるかどうかが大きなポイントになりそうです。
