(画像はイメージです)
北海道コンサドーレ札幌は、北海道を代表するプロサッカークラブとして地域と強く結びつき、長い歴史を歩んできました。この記事では北海道コンサドーレ札幌の歴史、注目選手やスタジアム、2026/27シーズンの展望を紹介します。
北海道コンサドーレ札幌の歴史
Embed from Getty Images北海道コンサドーレ札幌は東芝堀川町サッカー部として1935年に創部。1996年に札幌へ移転し、1998年にJリーグに加盟しました。チーム名の「コンサドーレ」は、「どさんこ」の逆さ読みに、ラテン語の響きを持つ「オーレ」を合わせてもので、北海道全域をホームタウンに掲げています。
北海道コンサドーレ札幌は、2002年にJ2へ降格し、昇格と降格を繰り返す苦難の時期を経て、地域住民や企業の熱い支援を背景に2016年にJ1復帰を果たしました。クラブ史上最高成績は2018年のJ1リーグ4位。2019年のルヴァンカップ決勝進出など輝かしい実績もあります。
2026/27シーズン、北海道コンサドーレ札幌はJ2リーグに所属しています。J1復帰を目指す戦いが続く中、スタジアムには一層の熱気と期待感が満ちています。
2026-27シーズンの注目選手
今シーズンの北海道コンサドーレ札幌は、チームの中心を担う選手だけでなく、これからのクラブを背負う若手にも注目です。ここでは、2026/27シーズンに特に注目したい3選手を紹介します。
西野奨太(DF)
札幌のアカデミーで育ち、高校2年生でトップチームに昇格した西野奨太選手は、2026年からキャプテンを務め、若くしてチームをまとめる役割も担っています。
センターバックとしての持ち味は、相手との距離を見極めながら対応する粘り強い守備です。対人戦で簡単に後手を踏まず、最終ラインからチームを支えます。2025年にはJ2優秀選手賞、2026年の百年構想リーグでは地域リーグラウンドのベストイレブンに選出されており、実績も着実に積み重ねています。
アカデミーからトップチームへと成長してきた選手が、今度はキャプテンとしてクラブを引っ張る立場になりました。守備の中心としての働きはもちろん、若いチームをまとめるリーダーシップにも注目です。
大森真吾(FW)
札幌の攻撃陣でゴールという結果を期待したいのが、FW大森真吾選手です。2026年の百年構想リーグではチーム最多の5得点を記録し、前線の得点源として存在感を示しました。
大森選手の魅力は、ゴール前で積極的にシュートを狙う姿勢です。百年構想リーグではチーム最多のシュート数も記録しており、フィニッシュに関わる機会の多さが数字にも表れています。また、前線でボールを収め、後方から上がってくる味方につなぐプレーも重要な役割です。
札幌がボールを保持して相手を押し込む展開では、前線で攻撃の起点となり、最後は自らゴールを狙う働きが求められます。得点を量産し、チームの攻撃を結果に結びつけられるかが注目点です。
木戸柊摩(MF)
札幌市出身で、クラブのアカデミーからトップチームへと進んだ木戸柊摩選手は、中盤でボールを動かすだけでなく、攻守の切り替えやボール奪取にも関わり、チームのバランスを支えます。
2026年10月21日のモンテディオ山形戦では得点も記録し、攻撃面での貢献も見せました。自身も得点とアシストで二桁を目標に掲げており、中盤から攻撃にどれだけ結果をもたらせるかが今後の見どころです。地元出身の若手がチームの中心へと成長していく過程にも注目したいところです。
札幌ドーム (正式名称:大和ハウス プレミストドーム札幌)の魅力と熱狂するファン文化
Embed from Getty Images北海道コンサドーレ札幌のホームスタジアムは「札幌ドーム」(正式名称:大和ハウス プレミストドーム札幌)です。人工芝と天然芝を切り替えられる珍しい構造で、サッカー観戦に適した環境を提供しています。収容人数は約4万人、大型全天候型スタジアムで、北海道の厳しい冬季でも快適な観戦環境を提供します。
アクセスは、札幌市営地下鉄東豊線の福住駅が最寄り駅です。さっぽろ駅から福住駅までは地下鉄で約13分、駅からスタジアムまでは徒歩約10分が目安となります。
スタジアムを埋め尽くすファンは、クラブの象徴である赤と黒のユニフォームをまとい、熱烈な応援を送ります。チャント(応援歌)がスタジアム全体に響きわたり、一体感あふれる雰囲気が選手たちの力となって試合を盛り上げています。こうした地域に根ざしたファン文化は、クラブにとって大切な誇りであり、選手を後押ししています。
2026/27シーズンの展望
Embed from Getty Images北海道コンサドーレ札幌の今シーズンで注目したいのは、ボールを保持して相手を崩す攻撃と、守備の安定をどう両立させるかという点です。川井健太監督は、J2では守備の安定を優先するチームが多いと分析。そのうえで、札幌は相手の守備を攻略し、突破することに挑戦しながらJ1昇格を目指す方針を示しています。
攻撃では、ショートパスをつなぎながら前進し、サイドや中央で数的優位を作って相手の守備を崩す形が見どころとなります。相手の配置に応じて立ち位置を変え、複数の選手が連動することで、守備ブロックに生まれた隙を突く狙いです。単純にボールを保持するのではなく、前進やシュートにつながるボール保持ができるかが重要になります。
一方、ポゼッションを重視する戦い方には、ボールを失った直後のリスクもあります。前方に人数をかけた状態で奪われれば、相手の速攻を受ける可能性が高まります。攻撃時に後方の備えをどこまで整えられるか、ボールを失った際に素早く圧力をかけられるかが、守備の安定を左右します。
また、J2では相手が自陣を固め、札幌にボールを持たせる展開も想定されます。そのような試合では、サイドの突破や中央への侵入に加え、攻撃のリズムを変える工夫も必要です。セットプレーやセカンドボールの回収も、拮抗した試合を動かす要素となるでしょう。
J1復帰を目指す札幌に求められるのは、攻撃的なスタイルを貫くことだけではなく、試合展開に応じて戦い方を調整できる柔軟性です。ボールを握って主導権を取る試合と、守備を整えて勝機をうかがう試合。その両方で結果を残せるかが、シーズンの行方を左右します。


コメント