PR

湘南ベルマーレクラブ紹介:J2降格決定も、残り試合で底力見せるか。

J1
記事内に広告が含まれています。

湘南ベルマーレは、神奈川県平塚市を中心に活動するサッカークラブです。Jリーグ初期から歴史を重ね、かつては中田英寿選手らを輩出したことで知られています。2025年シーズンはJ2への降格という結果に終わりましたが、2026年は堅守速攻を軸に1年でのJ1復帰を目指します。本記事では、湘南ベルマーレの歴史、戦術、注目選手、ホームスタジアム「レモンガススタジアム平塚」、そして終盤戦の展望について詳しく紹介します

スポンサーリンク

湘南ベルマーレの歴史

Embed from Getty Images

(中田英寿選手 1996年)

湘南ベルマーレの起源は1968年に創設された藤和不動産サッカー部にさかのぼります。1994年に「ベルマーレ平塚」としてJリーグに参入し、参入初年度ながら、天皇杯を制覇しました。翌1995年には中田英寿選手が加入。チームの象徴的存在として注目を集めました。1999年に経営難からJ2へ降格しましたが、クラブは地域の支援を受けながら再建を進め、2000年には、クラブ名を「湘南ベルマーレ」と改称。新たなスタートを切りました。

その後は長きに渡るJ2での戦いが続きますが、2009年にJ1復帰を果たすと、以降はJ1とJ2を行き来するシーズンが続きます。2017年には2度目のJ2優勝。翌2018年にはナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)を制します。再昇格後は、堅実なチームづくりでJ1残留を繰り返しながらも、常に粘り強い戦いを見せてきました。

特に曺貴裁監督(当時)が築いた「湘南スタイル」と呼ばれる前線からのハイプレスと速攻はクラブの代名詞となりました。しかし2025年は守備の不安定さと得点力不足が重なり、最終節を前にJ2降格が決定。2026年は体制を立て直し、再びJ1の舞台を目指す重要なシーズンとなります。

2025年の戦術と注目選手

Embed from Getty Images

(鈴木章斗選手)

2025年の湘南ベルマーレは、ハイプレスと素早い攻撃を軸に戦っています。基本フォーメーションは3バックを採用し、3−1−4−2や3−4−2−1というシステムを使い分けています。ボール奪取後の両ウイングバックを活かした速攻が特徴で、攻守の切り替えに強みを持っています。中盤では運動量と戦術理解が求められ、個々の判断力が勝敗を分ける形となっています。2025年の湘南ベルマーレの注目選手は以下の3人です。

鈴木 雄斗(MF)

MF鈴木雄斗選手は、右サイドを主戦場とする万能型プレーヤーです。川崎フロンターレやガンバ大阪で経験を積み、湘南では主にウイングバックとしてプレーしています。豊富な運動量と高精度のクロスで攻撃に厚みを加える一方、守備局面でも安定した対応を見せています。ポジションを問わず起用に応える柔軟性が、2025年のチームに欠かせない要素となっています。

大野 和成(DF)

DF大野和成選手は、最終ラインを統率する経験豊富なディフェンダーです。冷静なカバーリングと空中戦の強さで守備陣を安定させています。2018年にアルビレックス新潟から湘南ベルマーレへ加入し、以降は中心選手としてチームを支えてきました。2025シーズンは守備組織の軸として重要な役割を担っています。

鈴木 章斗(FW)

若手FWの鈴木章斗選手は、ゴール前での鋭い動きと決定力が魅力です。前線での守備にも積極的に参加し、チームのプレスを先導する役割を担います。2025年はここまでチーム最多の7得点を記録(10月末時点)。今季の湘南の攻撃の中心選手と言える存在です。

レモンガススタジアム平塚の魅力とアクセス

湘南ベルマーレのホームスタジアムは「レモンガススタジアム平塚」(正式名称:平塚競技場)です。神奈川県平塚市大原に位置し、収容人数は約15,000人です。最寄り駅はJR平塚駅で、駅からは徒歩約25分。試合当日には平塚駅からシャトルバスも運行されています。車でのアクセスも良好で、東名高速厚木ICや小田原厚木道路平塚ICから15~20分ほどです。

スタジアムは陸上トラック付きの多目的競技場で、ピッチとの距離はややありますが、開放感のある構造が特徴です。屋根付きのメインスタンドからは相模湾の風を感じられ、天候によっては富士山が見える日もあります。

南ゴール裏には大型映像装置が設置され、リプレーや選手紹介で試合を盛り上げます。バックスタンド中央にはスコアボードが配置され、観客に試合状況をわかりやすく伝えています。試合日にはクラブマスコット「キングベルⅠ世」が登場し、サポーターとともにスタジアムを盛り上げます。
ゴール裏では、サポーターのチャント(応援歌)が響き、家族連れでも楽しめる穏やかな雰囲気に包まれます。近年は照明や音響設備の改修も進み、ナイトゲームではスタンド全体が一体感を生み出します。

【ヤフートラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト

2025年終盤戦の戦いと1年でのJ1復帰へ

Embed from Getty Images

2025年シーズン、湘南ベルマーレはJ2への降格が決定しました。苦しいシーズンとなりましたが、選手たちは最後まで戦う姿勢を崩していません。シーズン終盤の11月8日には、同じくJ2降格が決まったアルビレックス新潟との一戦が控えており、ホーム・レモンガススタジアム平塚での試合に向けて、サポーターの前で意地を見せる戦いが期待されます。

アルビレックス新潟クラブ紹介:J2降格を経て、新たな再出発へ。
アルビレックス新潟は2025年10月25日にJ2降格が決定。クラブは来季の再出発へ向け、若手育成と戦術再構築を進めています。デンカビッグスワンスタジアムの魅力や注目選手も詳しく紹介します。

今季限りでの退任が発表された山口智監督にとっても、残り試合はチームを導く最後の指揮となります。選手たちはその思いを胸に、一つでも多くの勝利を積み重ねることを目指します。苦しいシーズンを通して得た課題と経験を次につなげ、クラブは2026年の新体制での再出発と、早期のJ1復帰を目標に歩みを進めます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました