ヴァンラーレ八戸はJリーグ参入６年目を迎える。古巣復帰の上形洋介に注目

こんにちは、今回からはJ3に所属するチームを紹介していきます。よろしくお願いします！

Jリーグ参入6年目のヴァンラーレ八戸、石﨑信弘監督の元、上位浮上を目指す。

ヴァンラーレ八戸は、東北1部リーグからJFLを経て2019年にJリーグへ参入、青森県初のJリーグチームとしてJ3を戦っています。

なお、青森県にはJFLに所属するラインメール青森というクラブがあり、かつてこの2チームの対戦は青森ダービーと呼ばれていました。

ラインメール青森はJFLでも近年上位の成績を残しており、J3昇格となればJリーグでの青森ダービーが観れるかもしれませんね！

ヴァンラーレ八戸を率いるのはかつて川崎フロンターレや柏レイソル、モンテディオ山形などを指揮した石崎信弘監督です。2023年に監督に就任した石崎監督は昨シーズン終盤に3連勝を達成するなど好調振りを見せクラブ史上最高の7位でシーズンを終えています。

今季はここまで、勝点39の12位とまずまずの順位につけているヴァンラーレ八戸（※9月24日時点）順位表を見ると中位から上位は勝点が拮抗しているため、終盤戦の戦い次第では昨シーズン以上の成績が期待できそうです。

ちなみに、ヴァンラーレ八戸は今年4月に行われたルヴァンカップではJ1の鹿島アントラーズを相手に延長戦まで縺れる激闘を演じ、平日の夜にも関わらず4800人以上の観客が詰めかけ話題となりました。

ヴァンラーレ八戸のホームスタジアム、プライフーズスタジアムの収容人数は5,200人ですのでほぼ満員ということになります。

ヴァンラーレ八戸はこの夏に、香港の香港レンジャーズFCから上形洋介選手を完全移籍で獲得しました。

2015年にVファーレン長崎でプロデビューし、2019年にはヴァンラーレ八戸に加入し、2021年までの在籍で92試合、27ゴールを挙げています。

その後ギラヴァンツ北九州を経て、今季は香港プレミアリーグでプレーし7試合、2ゴールを挙げた上形選手ですがヴァンラーレ八戸へは実に2年半ぶりの復帰となりました。

ヴァンラーレ八戸復帰後ここまでは、途中出場が主ですが実績は十分の上形選手、スーパーサブとして試合を決めるゴールを挙げチームを勝利に導くことができれば、中位から上位進出も十分可能でしょう。

ヴァンラーレ八戸は次節、アウェーでJ2昇格圏内の2位につけるFC今治と対戦します。

両チームの通算対戦成績は八戸の2勝1分6敗でヴァンラーレ八戸から見るとやや苦手意識のある相手かもしれません。前回対戦は2024年4月14日のJ3第10節、ヴァンラーレ八戸のホーム、プライフーズスタジアムで行われましたが、0対1と八戸は完封負けを喫しています。

J2昇格を目指す好調の2位FC今治ですが、現在勝点53、首位の大宮アルディージャが勝点69とやや首位を独走状態の上位陣。更に3位以下はカターレ富山が勝点52、4位のギラヴァンツ北九州が勝点45と2位以下は混戦状態です。

FC今治としては、3位以下と勝ち点差を離し自動昇格圏内をキープしたいところでしょうが果たしてどんな戦いになるのでしょうか。

この試合はFC今治のホームスタジアム、アシックス里山スタジアムで行われます。アシックス里山スタジアムは2023年1月に開業した比較的新しいスタジアムです。

収容人数は5,300人ほどと大きなスタジアムではありませんが、小規模のサッカースタジアムらしくピットとの距離感も近いようです（広島やガンバ、長崎のスタジアムなどには劣ると思いますが…）

私はこのスタジアムに行ったことはありませんが機会があれば1度足を運んで見たいところです。