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松本山雅FCクラブ紹介: 信州の風を受ける山雅の歩み

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松本山雅FCは、信州・松本を拠点とするクラブで、北アルプスを望むサンプロアルウィンを本拠地にしています。クラブはJリーグ昇格後、J1・J2・J3を行き来しながら戦いを続けてきました。2025年シーズンは新体制で、守備の強度と切り替えの速さを軸にしたサッカーで上位進出を目指しています。特にAC長野パルセイロとの“信州ダービー”や、北アルプスを望むサンプロアルウィンでのホーム戦は、観戦の魅力が際立ちます。ここでは、松本山雅FCの歴史や、2025年の注目選手、ホームスタジアムの魅力をお伝えします。

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松本山雅FCの歴史

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(反町康治監督 2017年)

松本山雅FCは、長野県松本市を拠点に活動するクラブで、地域の人々と共に歩んできた歴史を持ちます。そのルーツを語るうえで欠かせないのが「喫茶山雅」です。1965年、当時の社会人チームがこの喫茶店を拠点に集まり、店名をそのままクラブの名称に冠したことが始まりでした。サポーターや選手が気軽に集う場でもあった喫茶山雅は、クラブにとって象徴的な存在でした。その後、惜しまれつつも1978年に閉店しますが、2017年に復活プロジェクトとして『喫茶山雅』が再オープン。松本山雅FCの原点としてファンに親しまれています。

Jリーグ参入は2012年。地元の支援を受けながらJ2に定着し、2014年にはクラブ史上初のJ1昇格を果たしました。J1の舞台では厳しい戦いが続きましたが、その中で得た経験はクラブの成長に直結しました。特に反町康治監督(2012年〜2019年)の下で、組織的な守備と速攻をベースにした戦い方はクラブの特徴となりました。

2021年にJ2最下位となり、2022年以降はJ3での戦いが中心となっていますが、2024年には昇格プレーオフに進出するなど、信州を代表するクラブとして地域に欠かせない存在です。再びJ1の舞台で戦うことを目指し、松本山雅FCは挑戦を続けています。

2025年の戦術と注目選手

2025年は早川知伸監督が指揮を執り、チームは「攻守において主体的なフットボール」をテーマに掲げています。基本布陣は3-4-2-1をベースとし、守備ではハイプレスとコンパクトなブロックを使い分け、ボール奪取から素早く縦に展開。特にセットプレーやカウンターでゴールを狙う場面が多く見られます。2025年の注目選手は以下の3人です。

田中 想来(FW)

FW田中想来選手は、松本山雅FCユース出身の若手ストライカーです。2023年にトップチームへの昇格を果たし、トップチームでの活躍が期待されています。裏への抜け出しとシュート精度が武器で、2025年はチームトップの9得点をマーク。攻撃の中心として存在感を示しています。

山本康裕(MF)

 MF山本康裕選手は、中盤の軸として攻守を支えるベテラン。ジュビロ磐田やアルビレックス新潟でプレー経験があり、Jリーグ通算400試合以上に出場しています。豊富な経験を活かしてゲームを落ち着かせ、ボール奪取から展開までを一手に担います。チームに安定感をもたらす存在で、若手との共演も注目です。

安永 玲央(MF)

MF安永玲央選手は、展開力のあるパスで攻撃のリズムを作り、守備でもハードワークを怠りません。山本選手とのコンビで、松本の中盤に厚みを加える存在です。守備面では相手の攻撃の起点を潰す判断力に優れ、攻撃面では長短のパスを使い分けながらボールを前へ運ぶプレーで起点となります。

アルプスを望むサッカーの舞台、サンプロアルウィン

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松本山雅FCのホームスタジアムは「サンプロ アルウィン(松本平広域公園総合球技場)」で、収容人数は約2万人。専用球技場ならではの臨場感と、スタンドから北アルプスを望む絶景は全国的にも珍しいです。アクセス方法は、松本バスセンターからのシャトルバスが便利です。自家用車でのアクセスも可能で、長野自動車道松本ICより約20分。有料の駐車場もありますが、予約制となっていますので事前に確認をお勧めします。


スタジアムグルメは「山賊焼」や「信州そば」、地ビールなどが人気で、観戦の楽しみを一層引き立てています。また、同じく長野県を本拠地とするAC長野パルセイロとの「信州ダービー」は、毎年大きな盛り上がりを見せる試合であり、サンプロアルウィンを舞台にした熱戦はサポーター必見です。

AC長野パルセイロ完全ガイド:北信越から全国へ広がるクラブの挑戦
AC長野パルセイロの歴史や2025年の戦術、注目選手、ホームスタジアム・長野Uスタジアムの魅力を徹底解説。松本山雅FCとの信州ダービーや降格圏での戦いなど、クラブの現状と課題も詳しく紹介します。

J2復帰を懸けたラストスパート。松本山雅FCが2025年終盤戦で見せる“粘り”と可能性

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2025年の松本山雅FCは、10月1日時点でJ2昇格プレーオフ圏内とは勝ち点差がやや開いている状況です。残り試合で勝点を積み重ね、試合ごとに安定したパフォーマンスを発揮できるかが注目点です。サンプロ アルウィンでは、サポーターの後押しを受けながらチームが勝利を積み重ねていくかが問われます。

特に、中位から上位クラブとの対戦で勝点を拾い、差を縮めることができれば昇格プレーオフに進出できる可能性も残っています。2024年は、プレーオフ決勝まで進むも惜しくも逃したJ2昇格を、今季こそ手にできるか注目が集まります。

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