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天皇杯2025 神戸vs東洋大学プレビュー|大学勢唯一の挑戦者がJ1王者に挑む!

Jリーグ
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2025年8月6日、天皇杯ラウンド16で注目の一戦が行われます。J1王者のヴィッセル神戸と、今大会で唯一ベスト16に勝ち残った大学勢・東洋大学が、ノエビアスタジアム神戸で激突します。格上相手にどこまで食らいつけるか、東洋大学の快進撃は続くのか。注目ポイントを整理しながら、この一戦を展望します。

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J1王者・神戸と大学勢唯一の生き残り、注目の一戦へ

天皇杯のラウンド16では、Jリーグ勢と大学・地域リーグなどの“アマチュア”クラブの実力差が徐々に現れてきますが、今大会唯一その壁を打ち破って勝ち残っているのが東洋大学です。3回戦ではJ1のアルビレックス新潟相手に前半終了間際に先制点を挙げると、後半には同点とされるもFW湯之前匡央のゴールで再び勝ち越し2対1で勝利。プロを相手に堂々たる戦いを披露しました。

天皇杯3回戦プレビュー|アルビレックス新潟 vs 東洋大学|ホームで確実に勝利を掴みたい一戦
2025年7月16日開催の天皇杯3回戦、アルビレックス新潟 vs 東洋大学を徹底プレビュー。笠井佳祐の連続得点や若月大和の出場の可能性、大学勢の勢いを新潟がどう封じるかを詳しく解説します。

対する神戸は、J1で現在首位に立つ強豪クラブ。天皇杯3回戦ではヴァンフォーレ甲府に延長戦の末2対1と勝利して順当に勝ち上がってきました。経験、戦力、地力のいずれをとっても、圧倒的に神戸が優位に見えますが、単発勝負の天皇杯では一瞬の隙が命取りになります。

ヴィッセル神戸の現状と注目選手

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ヴィッセル神戸は、2023シーズンに悲願のJ1初優勝を果たし、今季も上位争いを繰り広げています。リーグ戦との並行日程となる天皇杯でも、前回のヴァンフォーレ甲府戦では主力を複数起用し、クラブとしてこの大会にかける本気度がうかがえます。

注目選手としてまず挙げられるのが、宮代大聖選手です。前線での献身的な守備に加えて、ボールの引き出しや決定力にも定評があり、得点を狙う意欲が強く感じられます。大学生相手でも気を抜かず、自らの存在感をゴールという形で示したいところでしょう。

また、ブラウブリッツ秋田から加入した小松蓮選手も要注目です。今季J2で22試合9得点を挙げた小松選手は、泥臭くゴールに迫るスタイルでチームに新たな選択肢をもたらしています。ターンオーバーが予想される中でも、彼のようなタイプのFWが存在感を発揮する可能性は十分にあります。

神戸は全体として層が厚く、若手とベテランがバランスよく融合しています。大会のステージが進むにつれて、選手層の厚さがものを言う展開になることも考えられます。東洋大学が勢いに乗ってくる展開になったとしても、神戸が持つ個の力と組織力は、勝利を引き寄せる大きな武器になるはずです。

強豪相手にまたもジャイアント・キリングとなるか。東洋大学の戦い方

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東洋大学の勝利のカギは、神戸の個の能力にどう立ち向かうかです。特に宮代選手や小松選手といった実力派FWに対し、東洋の最終ラインがどこまで粘り強く対応できるかが勝負の分かれ目となります。

東洋大学は組織的な守備と前線からのプレッシングに定評があり、新潟戦でもその粘り強さが際立っていました。一方の神戸は、ポゼッションと個人の打開力を活かした攻撃が武器で、フィジカル面でも上回るため、サイドの崩しやセットプレーでの得点も狙いたいところです。

鍵を握るのは試合の入り方。大学生が主導権を握るには、開始15分間での守備の集中と、ワンチャンスを生かす決定力が不可欠です。

J1首位の意地を見せられるか、問われる神戸の「格」

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神戸は現在J1で首位に立ち、明らかに実力では東洋大学を上回ります。ですが、下位カテゴリーの相手だからこそ「勝って当然」というプレッシャーもまた大きいのが天皇杯です。

今大会ではすでに複数のJクラブが大学勢に敗れる波乱が起きており、東洋大学にもその再現が可能なクオリティが備わっています。神戸としては、格の違いを示すためにも前半からリズムをつかみ、早い時間で試合を決定づけたいところです。

ピッチに立つ一人ひとりの意識、試合を通じて見せる姿勢こそが問われるこの一戦。ヴィッセル神戸にとって、、「プロとしてのプライドと意地」をかけた勝負といえるでしょう。

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