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ロアッソ熊本クラブ紹介:火の国・阿蘇の大地を駆けるクラブ

J2
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熊本県熊本市を拠点とするロアッソ熊本は、九州サッカー界の一角を担うクラブとして、戦い続けています。これまで経営難やJ3への降格といった困難を経験しながらも、着実に地盤を固め、今季はJ2残留に向けて全力で戦っています。この記事では、ロアッソ熊本の歴史や注目選手、ホームえがお健康スタジアムの魅力。シーズン終盤戦に向けた戦いなどをまとめます。

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ロアッソ熊本の歴史

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(ロアッソ熊本 2017年)

ロアッソ熊本は、2005年に「ロッソ熊本」としてスタートしました。。初年度から九州サッカーリーグに参入し、2006年には同リーグを制してJFL(日本フットボールリーグ)へ昇格します。2007年にはJリーグ準加盟が承認され、翌2008年から「ロアッソ熊本」としてJ2リーグに参戦しました。
Jリーグ参入後は、堅実な補強で戦力を整えてきました。初年度は12位と健闘し、その後も中位を中心に安定した戦いを続けましたが、2018年にはJ3降格を経験します。しかし、2021年には見事にJ3優勝を果たし、J2への復帰を達成しました。その原動力となったのは、ハイラインと前線からのプレスを軸としたアグレッシブな戦術であり、そのスタイルは今もチームの基盤となっています。熊本地震を乗り越え、県民とともに歩み続けるクラブとして、ロアッソ熊本は熊本サッカーを象徴する存在へと成長してきました。

2025年の戦術と注目選手

2025年のロアッソ熊本は、ボール保持を重視しつつ、相手の背後を突く縦への意識が目立ちます。3バックの布陣を基本に、ボランチの運動量と最終ラインのビルドアップ能力を生かした中盤構成が特徴です。守備時には全員がコンパクトに陣形を保ち、素早い切り替えからショートカウンターを狙います。攻撃ではサイドからの崩しと中央の連動を使い分け、相手守備を揺さぶる形が増えています。2025年の注目選手は以下の3名です。

塩浜遼(FW)

2025年に福島ユナイテッドFCより加入した、FW塩浜遼選手は、前線からの守備とゴール前での決定力が持ち味です。相手DFとの駆け引きに優れ、ポジショニングの良さで得点機を作り出します。福島ユナイテッドFCでは2024年に16得点を挙げており、2025年もここまでチームトップの10得点(10月末時点)の活躍。熊本の攻撃を牽引する選手として欠かせない存在です。

岩下航(DF)

主に左ウィングバックとしてプレーする、DF岩下航選手は、豊富な運動量と対人守備の強さを兼ね備えています。最終ラインに入った際には冷静なカバーリングで守備を支えます。足元の技術も高く、ビルドアップでは左サイドからの前進に貢献。試合の流れを読む判断力に優れ、守備陣全体を引き締める働きを見せています。

神代慶人(FW)

現在18歳のFW神代慶人選手は、地元熊本県熊本市出身の若手ストライカーで、裏への抜け出しと反転からのシュートが武器です。世代別日本代表にも選出されており今後の成長が期待されています。現在は、練習中の怪我により戦列を離脱中ですが、彼が復帰すれば熊本にとって攻撃面で大きな武器となります。

九州ダービーを支える舞台:えがお健康スタジアム

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ロアッソ熊本の本拠地である「えがお健康スタジアム」は、熊本市東区の熊本県民総合運動公園内に位置する多目的スタジアムです。収容人数は約32,000人。芝の整備が丁寧に行われており、年間を通して良好なコンディションが保たれています。アクセスは、JR熊本駅から路線バスで約50分。自家用車利用の場合は熊本ICから約5分~10分程度。メインの駐車場は約1,000台収容可能です。

また、このスタジアムは「九州ダービー」の舞台としても知られています。大分トリニータやサガン鳥栖、V・ファーレン長崎との対戦時には両チームのサポーターによる応援で熱気に包まれます。アウェイからも多くのサポータが駆けつけ、両チームのチャント(応援歌)の響きがフィールドにこだまする独特の雰囲気は、観戦初心者にも印象的な体験となるでしょう。熊本らしい温かさと熱意が共存する、サッカー観戦に最適なスタジアムです。

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J2残留へ、勝負の終盤戦

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2025年シーズンのロアッソ熊本は、夏以降に苦しい時期を迎えながらも、粘り強い戦いで勝点を積み上げてきました。序盤からチームは攻撃面での課題に取り組みながら戦っており、平均ボール支配率はリーグ内上位の約52.5%を記録しています。

終盤戦に向けては、下位クラブとの直接対決が大きな鍵を握ります。ホームのえがお健康スタジアムでは、サポーターの声援を背に粘り強く戦い、確実に勝点を積み重ねたいところです。今季は残留争いが厳しく、ロアッソ熊本は確実に勝点を積むことが重要な段階にあります。最後まで集中を切らさず、J2の舞台にとどまり続ける事ができるか。クラブの底力が今こそ試されます。


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