こんにちは、@nao-です。今回は新戦力分析は一旦お休みして、3月6日から始まる2024シーズンのYBCルヴァンカップについて、注目カードの見どころや注目選手をご紹介していきます！よろしくお願いします！
2024年のYBCルヴァンカップ
昨年はアビスパ福岡のクラブ史上初のタイトル獲得で幕を閉じたYBCルヴァンカップですが、今年からは大きく大会方式が変わることとなります。
昨年までは、グループステージをホームアンドアウェイで戦い、上位2チームが決勝トーナメントへ出場というレギュレーションでしたが今年からはJ1、J2、J3の全60チームが一発勝負のトーナメントで争います。J1からJ3までの全チームが出場することで下のカテゴリーのチームが上のカテゴリーのチームに勝利し勝ち上がるいわゆる「ジャイアント・キリング」が起きることも予想されるこの大会方式。
どんな戦いになるのでしょうか。
2024年のルヴァンカップは3月6日と3月13日に1回戦が行われます。そこで今回は、1回戦の試合の中から注目のカード3試合をピックアップ。
試合プレビューや、注目選手をお伝えしていきます。
※この記事は3月5日時点の内容を元にしています。今週末にはJ2,J3が開催されますので、試合結果や怪我人などによっては一部情報が変わる場合もありますのでご了承下さい。
注目カードその１ 松本山雅FC対レノファ山口FC
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まず最初の注目カードは J3の松本山雅FC対J2のレノファ山口FCの対戦です。
テゲバジャーロ宮崎との開幕戦を2対1で勝利した松本山雅FCは前節、FC琉球と対戦。
後半5分に先制点を奪うもその後、宮崎に2点を返され逆転されます。このまま敗戦かと思われた後半アディショナルタイムに野々村のゴールで同点に、なんとか勝ち点１を手にしています。
一方で、先日のJ2第2節では、ホームでブラウブリッツ秋田に2対0と勝利し、今シーズン初勝利を飾ったレノファ山口。この日集まった8900人のサポータはホームでの初勝利に大いに盛り上がりました。
そんな2チームの対戦の注目ポイントは、松本のダブルボランチ山本康裕と安永玲央VS山口のアタッカー陣と考えます。今シーズンから松本山雅FCに加入した山本康裕はジュビロ磐田などでプレーし、2021年にはキャプテンとしてチームをJ1昇格に導くなど経験豊富なベテランです。一方の安永玲央は現在23歳、横浜FCなどでプレーし、昨シーズンに松本山雅FCに期限付き移籍で加入、今シーズンは完全移籍での加入となりました。
34歳のベテランと23歳若手のダブルボランチコンビが中盤でどのような守備を見せるか個人的には注目しています。
松本山雅FCとレノファ山口FCの試合は3月13日19時、松本のホーム、サンプロ アルウィンでキックオフです。
注目カードその２ ギラヴァンツ北九州対大分トリニータ
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そして続いての注目カードは、J3ギラヴァンツ北九州対大分トリニータの九州ダービーです。
昨シーズン、J3で最下位に沈んだ北九州は今シーズンから新たに増本 浩平監督を迎え、昨シーズンの屈辱を晴らしたいところです、開幕からの2試合では1分1敗と今シーズン初勝利はまだですが、昨シーズンJFL降格の危機を体験したサポータは早く北九州の初勝利を見たいところでしょう。
一方の大分トリニータも、開幕からの2試合は2分とやや調子が上がらないイメージがあります。
2008年には高松大樹、金崎夢生などを擁しこの大会の優勝経験もある大分ですが、2016年にはJ3への降格もあり、苦しいシーズンを過ごしてきました。昨年はJ2で9位とまずまずの成績を残すものの昇格争いからは遠い状況でした。
そんな九州ダービーの注目選手は今シーズンからギラヴァンツ北九州に加入した、永井龍選手です。
サンフレッチェ広島、名古屋グランパスなどでプレーし、ファジアーノ岡山から今シーズン加入した永井選手はJ１で99試合7ゴール、J2１で111試合30ゴールと経験、実績ともに十分なストライカーです。
昨シーズン最下位に沈んだチームの巻き返しを図るため、得点力が必須であろう北九州の点取り屋となることができるか、永井選手のゴールに期待がかかります。
ギラヴァンツ北九州対大分トリニータの九州ダービーは3月6日19時、ギラヴァンツ北九州のホーム、ミクニワールドスタジアム北九州でキックオフです。
注目カードその３ FC岐阜対大宮アルディージャ
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そして最後の注目カードは、J3同士の対決となるFC岐阜対大宮アルディージャです。
昨シーズン無念のJ3降格を経験した大宮アルディージャは開幕からの2試合を2連勝、第2節ではこの対戦カードと同じFC岐阜戦に1対0と完封勝利、開幕から勢いを持ったままルヴァンカップに挑みます。
J3第2節のこの対戦カードは大宮が勝利したものの、対するFC岐阜も同じ相手に続けて負けることは出来ないでしょう。また、直近で対戦しているという点を考えると両監督とも相手を研究してきていることは明らかですし、敗れた岐阜はこの敗戦を次回の同じカードでの対戦にどう繋げるかがポイントでしょう。
しかし、岐阜も開幕戦では4ゴールを挙げて、福島に4対1と快勝しており、決して得点力が劣るとは言えないでしょう。注目選手はFC岐阜の藤岡 浩介選手、大宮アルディージャはジュビロ磐田から加入の杉本 健勇選手。両チームのFWに期待します。
FC岐阜の藤岡選手は開幕戦2ゴールの活躍でチームの勝利に貢献、2節大宮戦ではシュート1本におわったものの、攻撃の軸となるストライカーで今後の活躍に期待されています。
一方の大宮アルディージャ、杉本健勇選手はセレッソ大阪、川崎フロンターレ、浦和レッズなどJ1の多くのクラブでプレーし、日本代表もあるFWです。今シーズンから戦いの舞台はJ3となりますが、過去の実績や経験は言うまでもなく、実力は確かなものです。
両チームのFWに注目の大宮アルディージャ対FC岐阜の1戦は3月13日19時、FC岐阜のホーム岐阜メモリアルセンター長良川競技場でキックオフです。
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