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【J2第24節プレビュー】首位水戸と降格圏の熊本、対照的な両者が激突

Jリーグ
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8月3日、えがお健康スタジアムで行われるJ2第24節は、ロアッソ熊本(18位)と水戸ホーリーホック(1位)の一戦。

水戸は今季安定した成績を残し、首位を堅持。一方の熊本は負傷者が相次ぎ、チーム状態も低迷。降格圏からの脱出を目指す苦しい戦いが続いています。

熊本はここまでリーグ戦5勝6分12敗と苦戦中。逆に水戸は14勝6分3敗と好調で、特に前半戦終盤からの守備の安定と試合運びが光ります。両者の勝点差はすでに27に広がっており、今節は残留争い vs 昇格争い」の構図が色濃く出た一戦となります。

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前節の振り返り。水戸は安定感のある勝利、熊本は残留争いのライバルに敗戦。

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水戸は直近の試合でも勝利を重ね、攻守に隙がない試合運びで首位を維持。7月12日の第23節カターレ富山戦では斎藤俊輔の2ゴールなどで3対0で完勝、堅牢な守備と試合後半の集中力が光りました。
熊本は前節、アウェーでブラウブリッツ秋田と対戦。前半にFW古長谷千博が先制ゴールを挙げるも、3対2で敗戦。残留争いのライバル相手に勝点を積み重ねることができませんでした。

熊本にとって最大の懸念材料は神代慶人選手の負傷離脱。U‑22日本代表活動中にケガによる離脱が発表されています。ケガの程度は明らかではありませんが、8月3日の出場は現時点で不透明です。

水戸は主力流出後も渡邉&斎藤に期待

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水戸にとって気がかりなのは、攻撃の主軸であった津久井匠海と寺沼星文の移籍です。津久井はRB大宮アルディージャへ、寺沼は東京ヴェルディへとそれぞれ移籍。

ただし、水戸にはリーグトップの得点数(10ゴール)を誇る渡邉新太が健在。彼の推進力と決定力は群を抜いており、ここまでのMVP級の活躍を続けています。加えて、斎藤俊輔も5ゴールと好調を維持。彼らが主導権を握れば、熊本守備陣にとっては苦しい展開になるでしょう。

選手層の厚さが問われる状況ですが、今の水戸はチームとしての連携とハードワークで補えているのも事実。コンパクトな守備からの鋭いカウンターが熊本戦でも鍵になります。

熊本はチーム得点王、塩浜の活躍がカギに

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熊本の注目選手はFW塩浜遼。今季はJ2リーグで9得点、チーム内得点王として完全に役割を引き受けており、その活躍なしでは得点が生まれにくい現状です 。古長谷千博や松岡瑠夢らもゴールに絡んでいるものの、やはり攻撃の中心は塩浜と言えるでしょう。

熊本は守備面でも集中力を維持し、数的に守り抜く戦いを迫られます。セットプレーやサイドからの攻撃で一発を狙い、塩浜の得点力に頼る展開が予想されます。

J2昇格争いと残留争いが交錯する一戦、勝敗の鍵は?

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熊本にとっては残留圏浮上へ向けて勝点を1でも積み上げたい一戦。一方の水戸は昇格戦線を優位に進めるため、格下相手に確実に勝点3を狙いたいところです。
現在のチーム状況や勢いでは水戸がやや優勢と見られますが、熊本が粘り強い守備と塩浜の一発で試合をひっくり返す展開も十分に考えられます。
昇格と残留、目指すものが異なる両者が激突するこの試合は、後半戦の流れを占うターニングポイントになりそうです。

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