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【天皇杯プレビュー】鹿島アントラーズ vs アビスパ福岡。勝ち切る力が問われるラウンド16、勢いの差か、粘りの守備か

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2025年8月6日、天皇杯4回戦で鹿島アントラーズとアビスパ福岡が対戦します。リーグ戦で首位争いを繰り広げる鹿島と、6戦無敗ながらも引き分け続きの福岡という対照的な2チームが激突。一発勝負の舞台で問われるのは、勝ち切るための集中力と、苦しい時間を耐える粘り強です。3回戦での内容や両者の現在地を踏まえ、この注目カードを展望します。

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3回戦の戦い方に表れたチームの個性

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鹿島アントラーズは3回戦でV・ファーレン長崎と対戦。2対1で勝利を収め、今夏加入の小川諒也が加入後初ゴールをマークするなど、新戦力の活躍も光りました。攻撃時にはセットプレーとサイドアタックを中心に得点機を演出し、終盤の相手の反撃も冷静にしのいだ形です。

一方、アビスパ福岡は北九州との“福岡ダービー”を延長までもつれ込んだ末、PK戦で勝利。スコアレスながら守備ブロックの統率力とGK小畑裕馬の活躍が際立ち、粘り強さで勝ち抜きました。チームとしては攻撃の迫力に課題を残しつつも、堅守で道を切り拓いた格好です。

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鹿島は首位を追う充実のシーズン、福岡は勝ち切れないも無敗継続

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鹿島はJ1第24節終了時点で勝点44の2位。首位・神戸を2ポイント差で追いかける好位置につけており、リーグ戦でもタイトルを視野に入れて戦っています。攻撃ではレオ・セアラや鈴木優磨、守備では関川郁万らが軸となり、バランスの取れたチーム構成が特長です。

一方の福岡は勝点32で11位。ここ6試合で負けはないが、うち5試合が引き分けと、勝ち切る展開に持ち込めていません。得点力の低下に加え、終盤の決定機をものにできないもどかしさも見えます。ただし、失点が少なく、粘り強い守備はカップ戦向きとも言えます。

キープレーヤーの働きが勝負を左右する

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鹿島の注目は左SBの小川諒也。ベルギーから復帰後すぐに先発を張り、攻守に存在感を見せています。彼の正確なクロスやカバーリングは、攻撃の起点として機能するでしょう。

福岡では、3回戦でPKを2本止めたGK小畑裕馬の活躍が際立ちます。鹿島の高精度なセットプレーやミドルシュートにどこまで対応できるかが、勝敗を分けるポイントとなるでしょう。

攻撃の完成度か、守備の集中力か。試合展開の鍵はどこに

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この試合で重要なのは、どちらが先制点を奪うかです。鹿島はリードを奪えば試合を締める力に長け、福岡はビハインド時の打開力に課題があります。

サイドでの攻防、特に鹿島の小川が仕掛ける左サイドと、福岡の右サイド守備のぶつかり合いは注目ポイント。また、終盤にかけての交代策やセットプレーでの精度も勝負の明暗を分けるでしょう。

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